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臨床心理士hanaのひとり妄想diary☆

総合病院勤務です。世の中の出来事を、いち臨床心理士の視点からいろいろ妄想しつつ、考えてみたいと思っています。

若い世代の”がん”についてーはんにゃ川島さんのニュースを受けてー

こんにちは! 葉菜です。

今日は「若い世代のがん」について書いてみようと思います。

 

今日のテーマは、臨床心理士ではなく先生や看護師さんが書いた方が、より説得力のあるものが書けるかもしれません。

しかし日々の臨床で私自身、若い世代のがん患者さんに心理士として関わらせていただく機会は多く、また患者数自体も少しずつ増えてきていると言われているので書いてみようと思います。

 

 

今週月曜日、お笑い芸人はんにゃの川島さんが、腎臓がんで手術をしていたことがニュースで報道されました。この内容はしくじり先生の中で発表されたものでした。

私も偶然しくじり先生を見ていたので、発表を聞いたときはビックリ!32歳の時だそうですね。

その他にも記憶に新しい所では、去年フリーアナウンサーの黒木奈々さんが32歳の若さで胃がんで亡くなっていますね。

 

 

「若年性」って何歳から何歳まで?

若い世代にがんが見つかると、「若年性の~」なんて言われます。聞いたことがある方もいらっしゃると思います。では実際の年齢幅はどれくらいなのでしょうか?

調べてみると、実はこれは明確な定義が無いのが現状のようです。例えば乳がんの場合、若年性乳がん34歳までと決まっていますが、他のがんではそうではありません。

 

また諸外国では思春期・若年成人がんをAYAOAdolescent and Young Adult oncology:思春期および若年成人腫瘍学)と言っています。

AYA世代と呼ばれる年齢幅は15歳~29歳になりますが、39歳まで含める研究機関もあったり、オーストラリアでは15歳~25歳とバラバラなのが現状です。

 

このブログの中では、個人的な見解として40歳未満を考えて書いていきます。

 

 

増加傾向の若い世代のがん患者

 

実際、がんの罹患率をみると、若年性のがん患者数はとても少ないです。

しかし、じわじわと上昇傾向にあると言われています。

女性は特に、乳がん、子宮頸がんなどは若い世代にも多く見られるようになりました。

 

 

葉菜はがん患者さんとよく接します。

主に心のケアを担当しています。

老若男女、どの世代でも病気になれば悩みや不安は生じ、とても辛いものです。

しかし若い世代は特に、まだまだこれから!という年齢のため、悩みや諦めなくてはならないものも多いからでしょうか、私のところに紹介されてくることも少なくありません。

 

皆さんの悩みを大まかにまとめると、以下になります。

・仕事のこと

・家族のこと

・妊娠や結婚のこと

・病気のこと

 

どれもとても大きな悩みですが、特に女性にとっては3つ目の「妊娠」はとても大きなテーマではないかと思います。“赤ちゃんは諦めています。”という方もいらっしゃいます。

ただ、がんになったから赤ちゃんを諦めなくてはいけない、わけではありません。

卵子を凍結し、治療が落ち着いたら妊活に挑めるような妊孕性温存の動きも、今は出てきています。

 

 

また仕事もとても大きな悩みです。

治療にはお金が掛かります。若い世代ではがん保険に介入していない人も多く、その場合は多額の治療費を自分で賄わなければいけません。

金銭的な問題以外でも、「仕事をしている」という状態は精神的な安定にも繋がります。しかし治療で仕事を休む日が増えると、会社に居づらくなったり退職を余儀なくされたり・・・。

「ガン患者の3割が退職になっている」という記事が最近出ていましたが、介護の問題と共にガン患者の就労問題は、早急に国や企業に真剣に取り組んでほしい問題ですね。

 

 

定期的な健診をしっかりと。

なんだか検診や保険の啓蒙?ブログみたいになってきてしまいましたが・・・(笑)

若い世代の方は特に、検診をしっかり受けていなかったり、症状を見過ごしていたり、軽視していたりする傾向が強い気がします。

 

ヘビースモーカーの方(12箱)で咳がずっと止らなかったけど、「たばこのせい」と分かっているので放っておいたら、ある日血痰、その後の検査で肺がんのStageⅢだったり・・・。

産後のお母さんでお腹がずっと張っていたけど、「妊娠の影響?」と本人は思い放っておいたらある日に血便、検査の結果大腸がんのStageⅣ、すでに多臓器に転移の状態・・・

なんてことも実際にあります。

 

 

若いからまだ大丈夫!ということはない!

 

私は健康に気を付けているし大丈夫!は大間違いである!

 

病院に勤務していると、つくづく感じる事です。

 

つい面倒で・・・と、定期検診がのびのびになっている方もいるかもしれません。

恥ずかしいから・・・と乳がん検診や子宮ガン・頚がん検診に行かれていない女性もいるかもしれません。

 

しかし、恥ずかしさは面倒くささは一瞬です。苦しさも・・・一瞬です!

実際になってからは本当に大変です。

 

かく言う葉菜も、最近胃カメラを飲んでいないので、次の検診でオプションで付けようと思います!

 

 

今日はあまり心理っぽくないかもしれませんが

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

葉菜