臨床心理士hanaのひとり妄想diary☆

総合病院勤務です。世の中の出来事を、いち臨床心理士の視点からいろいろ妄想しつつ、考えてみたいと思っています。

明日で入職3か月を迎える新社会人の皆さんへ伝えたいこと

みなさん、こんにちは!
葉菜です。いつもありがとうございます。

 

明日で7月1日。今年新社会人の方にとっては、入職して丸3か月経ったことになります。
この3か月は皆さんにとって、いかがだったでしょうか??
今日はそんな皆さんに、勝手に心理士としてメッセージを送りたいと思います♪


最初の数年は

「社会人としての基礎体力トレーニング期間」
私の入職時を久しぶりに振り返ってみました。
正直、“なにがなんだかわからない”というのが本音でした。とにかく毎日ちゃんと出勤して、仕事をこなし(?)、帰宅する。一つ一つの仕事について深く考える余裕なんてもちろんなかったし、自分の限界もよくわからなかったです。
なので、仕事を引き受けすぎて先輩に注意されたこともありましたww

今考えてみると、社会人なりたての数年は
「社会人としてのビジネスマナーを養う」
「専門職としてのスキルを磨く」
この2つを一気に、そして同時に叩き込まれる時だったので、大変だったなぁと思います。
難しかったり、辛かったり、苦しかったり・・・そんな「心の筋肉痛」がたくさんあったように思います。


「心の筋肉痛」は成長痛?それとも心の叫び??
トレーニングをすれば筋肉痛は当然発生し、その結果筋肉がついていきます。
社会人としてのトレーニングも全く同じで、心の筋肉痛があなた自身の成長になります。
成長には多少の“成長痛”が伴うと思います。

ただ筋肉痛が行き過ぎて、肉離れならぬ“心がバラバラ”になってしまうようでは問題です。
そこの見極めはとても大切だと思います。


見極めポイントは

「日常生活がある程度送れているかどうか」

生きていれば落ち込むこともあるし、イライラすることもあります。数日寝込んだり、食事がのどを通らないこともあるでしょう。一時的であれば、それはストレスに対する自然な反応です。

でも日常生活に支障が出始めるくらい症状が長続きする要であれば、それは心の叫びです。

 

 

そういう時は、相談してください。

もう、これしか言えないのが現状です。周囲の、誰でもいいので、辛さを伝えてほしい、相談してほしいと思います。職場や友人にいない場合は、お住まいの地区町村に相談窓口が必ずあるので、そこを利用するでも構いません。
一人で考えると、なんでも煮詰まります。煮詰めたカレーのように、思考もドロドロしてきます。そういう場合は水を加え(外部に相談)、元の濃さのカレーに戻してあげる、そんなイメージでしょうか。

 


人生はフルマラソン
私はたまに走ります。以下のお話は、走ったことがある方はわかることと思います。
10㎞とかの短距離なら、一気に走れます。
でも42.195㎞となると、ペース配分、ストレッチするポイント、給水・栄養補給のタイミングなど、前もって考えておかないと、絶対に走り切れません。
そしてまず言えること。10㎞走るような勢いで最初走ってしまうと、後半絶対にバテます。というか私みたいな「たまに走る」タイプの人間は、後半足が痙攣して走れなくなってしまうのですね。
逆にいえば、しっかりペースを考えて走れば、最後まで走ることが出来ます。

 

社会人の一年目は、早く走りすぎて後半バテてしまったり、転んでしまったりして、いろいろなことがあると思います。
でもどうか焦らず、自分のペースを見つけて進んでほしいと思います。

 

まさにウサギと亀。
亀は歩みはゆっくりでも、歩き続けることで足の速いウサギに勝ちました。
世の中、いかに周囲に惑わされずに自分のペースで、こつこつ続けられるかが勝負だと感じます。

一緒にがんばりましょう♪

 

今日もありがとうございました。
葉菜