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臨床心理士hanaのひとり妄想diary☆

総合病院勤務です。世の中の出来事を、いち臨床心理士の視点からいろいろ妄想しつつ、考えてみたいと思っています。

フルタイムで仕事をしながらの不妊治療はとても大変

こんばんは!葉菜です。
早いもので9月も中旬。暑さも落ち着いてきましたねー。


さて、今日は
フルタイムで仕事をしながらの不妊治療はとても大変
というタイトルで、書いていきます。

 産婦人科で妊婦さんに接していると、その大変さを乗り越えて妊娠されている方も増えてきました。

今日はそんな患者さん達から、また病院の看護師さん達から伺ったお話を元に、書いていこうと思います。

 


子宮のスケジュールで動く日常生活
今まで子宮のスケジュールで生活することなんてなかったのですが、不妊治療をすると子宮のリズム中心になります。
妊娠しやすい日に夫婦生活を持ったり、毎日基礎体温をつけたり…。
不妊治療する前は、夫婦生活(SEXのことです)ってスキンシップの一つだったり、お互いへの気持ちを確認する行為であったりしたんですが、不妊治療になると共同作業みたいな感覚になるようです。
「まさに「活動」だなぁと感じています。」

なんて、1人の患者さんはお話してくださいました。

治療が進んでいくと、体外受精なんかもスタートしますね。
そうすると、投薬も始まってくるのでなおさら大変のようです。


例えばこんな感じ。
生理3日目…排卵誘発剤服用スタート
生理10日目…卵胞チェック
生理12日目~13日目 採卵→受精
生理15日目前後 胚移植

2週間弱で4回受診が必要になります。
しかも1回の受診も、半日くらいかかるそうです。(病院の人気具合にもよりますが…)

その度に仕事を調整しお休みをするって、結構な心労になりますし、有給がすごい勢いで消えていくとか…。
1回で妊娠できれば良いですが、そうじゃないことも多いですからね…。

考えただけでも疲れてしまいそうです…。

 


職場のどこまでに公表するか?

誰までに不妊治療のことを話をするか…。
非常に難しいですよね…。悪いことをしているわけではないので、堂々としていいわけですが、だからと言って誰彼構わず言うものでもないですもんね…。

患者さんのお話によれば、ごく少数、2~3人の上司だけ…という方がとても多かったです。

同僚の方にお話したという方はあまり居ませんでした。

 

 


仕事に穴を開けることへの葛藤
周りに公表してお休みしやすくなったとしても、やっぱり残るのが
仕事に穴を開けることへの葛藤です。
やっぱり迷惑を掛けてしまいますからね、周囲に。
みなさん、これからスタートする案件から身を引かせてもらったりと、責任が少ない仕事にシフトさせてもらったり…と、いろいろ努力されているようです。

でも
「勝手に周囲の目が気になってしまいました」

という方、少なくなかったです。
ちょっと被害的になりやすくなるようです。

気持ちはとてもよくわかる気がします…。

 

「今まで築きあげてきたものが消えていく感じがして、なんだか寂しい気分にもなります。」

こんな風にお話してくださる方も居ました。

 


最後は妊娠を取るか!?退職を選ぶか?!の

二者択一!?
病院という職場上、女性がとても多いです。看護師さんとか特に。
同世代の看護師さんが辞められることがありますが、その理由の殆どは妊活に専念するためです。
看護師さんは夜勤があったりと不規則な生活なので、仕事をしながら妊活というのは普通の人以上に大変かもしれません…。
「これ以上職場に迷惑を掛けられない」という理由で、妊活を辞める方もいるようです。
お金も高額になりますしね。。。

生活のためのお仕事なので、絶対に辞められないという方も多いですからね。


ダラダラと書いてしまいましたが…
フルタイムで仕事をしながら不妊治療をすることは、悩みが尽きず想像以上に大変なんだと感じます。

介護問題を理由にした離職と同じ問題が起きているように感じました。

企業の経営という側面から考えると、休みがちの社員よりはしっかり働いてくれる社員の方が良いことはよくわかります。

でも皆さんそれなりに抱えるものがある…。

何をどうしたらよいか、よくわからないですが

頑張っていらっしゃる皆さんの目標が、叶って欲しいと切に願います。

 

本日も最後まで、ありがとうございました。
葉菜