相模原市殺傷事件・「津久井やまゆり園」での殺人事件について勝手に考察してみました。(現時点で)
こんにちは!葉菜です。
今朝非常に凄惨な事件が起きました。
障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件。入居者19名が死亡、重軽傷26名だそうですね。
本当に本当に心が痛みます。。。
今日はこの事件について、とくに植松聖容疑者について、今現在ある情報から勝手にいろいろ書いてみようと思います。
時系列で整理すると・・・
まずこの植松容疑者はこの津久井やまゆり園の元職員だったようですね。H2012年12月~H2016年2月まで勤務していたとか。
この退職月の2月、何かが動き始めたようです。
まず2月14日、本名と住所を記載した「手紙」を衆議院議長公邸に届けに行ったということ。
その日は警備員に断られてしまったけど、翌日も出向き渡したそうです。
そして3日後、園の関係者に「重度障害者の大量殺人は日本国の指示があれば、いつでも実行できる」と発言。
翌19日、園から連絡を受けた神奈川県警津久井署員が植松容疑者から事情を聴いたところ、同じ発言をしたため、署は精神保健福祉法に基づいて市精神保健福祉課に通報し、緊急措置入院となりました。
翌20日、尿と血液の検査から、大麻の薬物検体が見つかったということです。
ちなみに、この緊急措置入院になった19日に同施設を「自主退職」しているようです。(事実上解雇のようですが)
措置入院とは?
「自傷他害の恐れ」が高い、つまり自分や他人を傷つけたり、何らかの迷惑行為・犯罪行為を起こす可能性が高い場合に、行政が本人に命令して強制入院をさせる、というものです。病院と入院契約を交わすのは、本人でも本人家族でもなく「行政」になるので、本人・家族の意思は全く関係ありません。
入院2日目、精神科医による診察を受け「大麻精神病」や「妄想性障害」などを診断を受けて入院継続。でも12日後の3月2日に、措置入院が解除され退院しているようです。
理由としては「本人から反省の言葉が聞かれ、診察をした医師も自傷他害の恐れが無くなった判断したため」だそうです。
その後の精神科フォローはどうなっていたのかは、現時点ではわかりません。
ここで
なぜここで退院になってしまったのか?
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
でも、退院時の時は大分落ち着きを取り戻していたのだと思います。
措置入院の条件である「自傷他害の恐れ」が無くなっても、まだ精神的に不安定であれば「医療保護入院」や「任意入院」などに入院名義を切り替えて、入院継続になることはあります。
医療保護入院とは、ご家族などの保護者の同意があれば入院になる制度で
任意入院は、本人同意のもとの入院
になります。
ただ、書いた通り精神的な不安定さが残っていた場合になるので、自他ともに「落ち着ている」という評価になれば措置入院から一気に退院になるわけです。
人物像
挨拶もできる、明るい好感度の高い青年だったようですね。大学時代では小学校の教員免許を取るべく教職課程の一環で小学校にも行っているようです。
ただ大卒後からは、少し様子が変わったとか。服装や髪型が派手になり背中一面に入れ墨も入っているようです。
友人のコメントで、特に今年に入ってから一人で深夜のコンビニにずっといるなど奇妙な行動が目立つようになったようです。
以上の情報を踏まえて以下、勝手に思ったこと(妄想)を書いていきます。
かなりの躁状態?&妄想状態?
衆議院議長へ宛てた手紙がテレビで紹介されていました。
捉え方は人それぞれかと思いますが、自信が感じられる内容で(英雄気取りのようにも)妄想的?とも取れる内容でした。
障害を持った方に対する独特の価値観を持っていますね。簡潔にまとめると、「彼らが生きていると周りも困るし本人も辛いので殺す」と言った感じの内容でした。
そして「私はそれが出来る。」と断言しています。
また、事件後の自分の処遇についても書かれていたことです。
服役は2年間で、その後は自由にしてほしいと。生活できるように新たな氏名や戸籍など基本的なものを準備してほしい、そして生活資金(5億円?)も準備し欲しいと。
テレビ報道によればA4のレポート用紙数枚に渡る手紙でぎっしり書かれていたようです。
この時点でかなり心的エネルギーが高い状態(躁状態)であると感じます。(内容的にも)
また犯行時もそうだったのではと思います。
たった一人で、計45名の方を刺していったわけですよね。
人一人刺すのもかなり体力を使う、と聞いたことがあります。
普通の状態では非常に難しいのではないでしょうか。
以上から個人的には、妄想状態(やや誇大的?)と躁状態であると感じています。
報道にあった「大麻精神病」と「妄想性障害」ですが…
「大麻精神病」とは大麻吸引に伴う一時的な幻覚や妄想などの精神症状が出現することです。大麻が体内から抜ければ無くなってしまいます。
「妄想性障害」とは名前のごとく、妄想を主訴としそれ以外の精神症状はない、または見られても非常に軽度な障害です。内容が非合理的・非現実的にも関わらず訂正不能な思考(妄想)の存在が一番の特徴になります。
統合失調症と重なる部分がありますが、妄想性障害は幻覚や統合失調症に見られる陰性症状(感情の平板化、意欲低下など)がありません。また躁うつ病とも重なりますが、妄想性障害には気分高揚や多弁、などはありません。
なので、大麻精神病も妄想性障害も、どちらも違うのかな?
なんて勝手に思っています。
何らかの精神疾患の存在の可能性はあるかと・・・
診断名はともかく、何らあの診断名はつくのではないかと感じています。
個人的には気分の波が気になります。好青年と言われる反面、入れ墨や突然の金髪、なにより議長に手紙を書き直接渡しに行く…など、過活動の時期とそうではない時期があるように感じてしまいます。
これから植松容疑者に関する情報がたくさん出てくることでしょう。
これからの情報に注目していきたいと思います。
そしてしっかり法に則って、罪を受けてほしいと思います。
何よりも・・・
何よりもまず、犠牲に遭われた方々のご冥福をお祈りいたします。またご家族のみなさまの心痛は察するにあまりあります。
そして、重軽傷の方々には一日も早い回復を願わずにはいられません。
そして最後に・・・
こういう事件があると、精神疾患を持っている方(植松容疑者はまだ未確定ですが)は犯罪を起こしやすい、などという偏見が出てきます。
しかし実際は、疾患を持った方の犯罪率は健常者の犯罪率よりも低いと言われています。現場でそういう方々と同じ釜の飯を食べながら活動している人間として、最後にお伝えしておきます。
今日もありがとうございました。
葉菜
割とよく「死にたい」と言う人の心理を考えてみる。
こんばんは!葉菜です。
今日は日々の出来事の中から一つを取り上げて、勝手にあれこれ妄想していきたいと思います。
今日のテーマは
すぐに「死にたい」と言う人
について。
周りにいませんか?
「死にたい」という表現をよく使う人。
決して本気で死にたいわけではなく
なんとなく言葉が出てくる感じの「死にたい」です。
個人的には絶対に使わない表現なので、使う人がどういう人なのか?と考えたりしていました。
職業柄、他者の「死にたい」発言には敏感に反応してしまうので、気軽に死にたいを使う人に最初は戸惑い、正直イラッとしたこともありましたww
“割と死にたいかも・・・”という謎の表現をする人がいて、もう意味が解らなかったです、当時ww
でもちょっとずつ見えてきた?部分があるので、今日は「死にたい」という人の心理について書いてみます。
①注目を引きたい??
「死にたい」の「死」って、冷静に考えると究極的なことですよね。
なぜそんな究極的な言葉を使うのか?
私は“周囲の注目を引きたい?”とか
“結構な甘えんぼさん?”
と感じています。
やっぱり、びっくりするじゃないですか!
「死にたい」って言われたら。
で、最初は真剣に相手の話を聞こうとする。
でもよくよく聞いていると大したことじゃなくて、なーんだってなる。
何度も死にたいと聞いていると
「大げさだな・・・」とか、ちょっと思っちゃったりするわけで。
でも逆にそこまでしてもこっちを見てほしい!というサインなのかな?と思うと微笑ましくもあります。
人に見ていて欲しい!という欲求は誰もが持つ当たり前の感情ですし、その欲求をストレート(?)に出すのは、むしろ健康的とも言えるかもしれません。
②実はいろいろな感情や考えがうごめいている・・・
その感情の総称が「死にたい」?
カウンセリングでも、すぐに死にたいと言う人、います。
正直何度も言われると、「また言っているし・・・」とちょっと思うこともあります。
心理士としては
患者さんが何度も言うことにも意味がある
と考えるので、しっかり考えていくのです!が・・・
やっぱり人間なので・・・。すいません。
話を戻して・・・
その「死にたい」という言葉の前後の出来事とかいろいろ聞いていると
その死にたいという言葉の中には、たくさんの思いや感情が含まれている感じがしています。
かったるい
とても疲れた
人間関係が辛い
生きている意味を感じない
夢や希望がない
頑張っているのに誰も認めてくれない
面倒くさい 等々・・・
一つ一つの気持ちや考えを言うのも疲れるし面倒くさいし
または自分の思いをうまく説明するぴったりな言葉が見つからなかったり・・・
またはそこまで深刻に思ってないけどなんとなく~程度だったり
そんな複雑な思いを妙に言い当てるのが「死にたい」なのかな?
と、最近思ったりしています。
中高生がよく「別に・・・」という言葉をよく使いますが、似た類の表現かな、と。
本当に死を考えている人も、「死にたい」という表現を使います。
言葉に惑わされず、この言葉にのせた本当の意味や気持ちをしっかり詠める心理士になりたいものです。
今日もありがとうございました。
葉菜
「親」ほど愛おしく、でも苦しく悩ましい存在はいないと思う―「親」という大人との付き合い方を考える。
こんにちは!葉菜です。
毎日本当に暑いですね~…。
すっかりクーラーに頼りっきりの毎日です。
これから夏本番、乗り切れるか心配です…。
さて今日は親子関係、特に
「子ども側からみた親」
について書いていこうと思います。
親との関係に悩まれている方、とても多いと思います。
葉菜自身は、一緒に暮らしている時はわからなかったのですが、離れて暮らすようになってから見えてきた親子関係のストレスがありました。
これから夏本番を迎え、夏休みやお盆で親に久しぶりに再会する方も多いことかと思います。
今日はそんな親との関係などを書いてみようと思います。
親の言動に苦しむオトナになった子ども達
私は普段、成人の方を担当させていただくことが殆どですが、多くの方が親子関係で悩まされています。
主訴には親なんて全く出てこなかったのに、話を聞いていくと親との確執とか親からの暴言とか・・・親絡みのエピソードが出てくることはとても多いです。
心理学では子どもにとって親って「自分以外の他者すべての代表」みたいなところがあると言われています。
例えば親が他人に対してフレンドリーだと、子どもは「外の世界は楽しいから、積極的に関わっても大丈夫♪」って思いますし
逆に親が他者に対して猜疑的だったりすると、「外の世界は怖くてだまし騙されの世界なんだ。警戒しなくては!」なんて認識していくわけです。
とにかく、子ども(特に小さい頃)にとっての親の存在はとてもとても大きい!
そんな親に
「お前はバカバカでどうしようもない」
「お前は何をやっても駄目だな」
「(男性に向かって)本当は女の子が良かったのに…」
「産むんじゃなかった」
とか
「ママにとって○○(子どもの名前)だけが頼りなの!ママのこと見捨てないでね!」
「ママの言うことを聞いてくれないなら、パパと離婚する!」
「○○はパパに似て、可愛くないわね。」 等々
ちなみにこれらの言葉は、すべて患者さんから聞いた実話からの引用です。
この様な子どもを否定するor自立を妨げる言葉を投げかけられたら…
それは悩みますよね!
しかも年齢が幼い頃は、反発するということを知らず親の言うことを丸のみ状態なので
僕は(私は)ダメな子なんだ…何をしてもダメなんだ・・・
という自分に対する認知が出来上がり、抑うつ的になりやすかったり・・・
または
「私はダメな子じゃない!!」
と反発をするが、自己否定的な言葉に敏感になりすぎて、職場や友人関係でイライラしやすく人と衝突しやすくなったりするわけです。
言葉だけではありません。
浪費癖、不倫や愛人がいる、自殺未遂を繰り返す、アルコールに溺れる、ギャンブルなど解りやすいものから、いつも人の悪口ばかり言う、非常に自己中(共感性に乏しい)、家の掃除や家事が全く出来ない、暴力をふるう…等々
行動面に問題がある親を持つ子どもは
とてもしっかりした子ども
になる傾向があるように思います。
俗にいう「良い子」ですね。
言い方を変えると、「親子の立場が逆転する」とも言えるかなと思います。
親がある意味、自由奔放なので
その分子どもがしっかりして、バランスを取ろうとする…
そんなイメージです。
でも大人になると、今まで頑張ってきた分辛くなってしまって、自分も親と同じようになってしまう…という流れは少なくないと思います。
少し前のニュースで、元キングオブコメディーの高橋被告のお話がありました。
高校に忍び込んで制服を盗んでいたというニュースです。
彼は小学校高学年の時に自殺でお母さまを亡くしています。
またお父様は浪費癖があるそうで、3000万以上の借金があるそうです。
彼は自分で得た収入から父の借金返済をしていたようです。
今回の彼の犯罪が、彼の過去の経歴とどこまで関係があるかはわかりません。
心理士の悪いところで、過去のエピソードと今起きていることを関連づけて考えやすいところがあるので、今回もその癖が出てしまっているかも・・・と自戒した上で書きます。
もちろん、壮絶な親を持つ子どもでも、立派に成人されている方はたくさんいると思います。高橋被告のように犯罪に走る人はごく一部だと思います。
ただ職業柄、プライベートでも人の相談に乗ることが多い私としては、親の言動の影響で今苦しんでいる子ども世代は、とても多いように思います。
大切なのは距離感。
さて、肝心の親との付き合い方、です。
ここからは私見たっぷりなので、異論反論あるかと思います。
悩ましい存在の親と同居されている方がたくさんいます。
親が高齢になったりすると、そうせざるを得ない場合も増えてきます。
また親が自殺未遂を繰り返す、浪費癖がある…などがあると
常に監視していないといけない場合もあります。
子どもだからと言って、親の面倒を見なくてはいけない
こういう法律はありません。
ただ一般的には、そうなることが多いと言えますね・・・。
お話を聞いていると
「面倒を見る=同居する」
と捉えている方が多いように思います。
親との関係に悩みつつ、全部面倒を見ようとする姿勢です。
間違っている!とは思いませんし、もしできるのであれば良いと思います。
むしろこういう決断をされる方は、本当に尊敬します。
一方で、一つ気がかり、心配事が私にはあります。
それは
「あなたの大切にしたい時間は守れますか?」
ということ。
同居することで、すべての時間を親に取られてしまっては、心が疲弊してしまいます。
そもそも親と子どもの人生はそれぞれにあるので、それぞれの人生を楽しむ権利があります。
机上の空論かもしれませんが…
親の面倒を見つつ、自分自身も大切にしてほしいと思います。
例えば自分の時間を確保するため、親を外部の機関に預けることは、私は賛成です。
あまりに子ども側が我慢し過ぎてしまうと、とんでもない形で大爆発を起こしかねません。
事件や犯罪になってしまう可能性もあります。
お互いに無理のない関係を続けるために、別々に暮らすという方法もありだと思います。
そして一人で悩まず、誰かに話をしてほしいと思います。
誰かに話をすることで少し気持ちが軽くなりますし、また捉え方・見方が変わることで負担が減る可能性もあると思います。
今日も最後までありがとうございました。
毎日暑いので、くれぐれもご自愛くださいませ。
葉菜♪
『肉体関係はナシだが「体の洗いっこ」はアリ!?若い女性と中年男の疑似“父娘”交際のリアル』を読んで思ったこと
こんにちは!葉菜です。
今朝、何気なくyahoo!を見ていたら、こんな記事を見つけました。
ごく一部の人がやっていることだろうな・・・と思いつつ、興味深く読ませていただきました。
今日は勝手に、この記事を読んで思ったことを書こうと思います。
“思春期以前の娘”を求めて
記事を読むと、パパ役の男性が娘役の女性に対して、お小遣いを渡したり、一緒に食事に行ったり、相談にのったり・・・。
求められる女性像は
パパの言うことを聞く?パパ大好き!
思春期・反抗期”前”の女の子
が想像されました。
「うるさい!」とか「顔を見たくないからあっちへ行って!」といった、反抗期・思春期女子はダメなんですね。
わかる気はしますww
「誰かに頼られない、育てたい」がポイント。
その裏の真意とは?
パパ役の男性は「誰かに頼られたい」「育てたい」という気持ちがとても強いのかな?と感じました。
誰かに頼られたい・・・これは、強さに個人差はありますが、誰もが持っている自然な感情だと思います。誰かに頼ってもらえる・・・それだけ頼りにされている、自分は必要とされている!
そう!
自己効力感・自己肯定感が向上するわけです!
生きていくうえでこれらの感情はとても大切です。少なくなるとうつっぽくなります。
女性を育てたい・・・こういう気持ちを持つ男性、少なくないと思います。
記事の中に“彼女を守りたい”というマサヤさんの言葉が書かれていましたが、こういう存在があると、人って強くなれると思うんです。
自分が守らなくてはいけない存在があるからこそ、強くなれる、頑張れる。
男性として強い存在で居られる場所
どもいうでしょうか。
「強くありたい」という男性性の象徴的心理ですね。
人は、ある場所で満たされない感情を、別のところで満たそうとします。
パパ活にはまる男性は、自己効力感や自己肯定感が得にくかったり、自分を慕ってくれる人や“男性として強い存在で居られる場所が、職場や家庭では見つけられず、でも人からそれらを求めたい!という気持ちがとても強い方なのかもしれません。
「性的関係なし」は
双方にとって大きなポイント?
これは想像ですがパパ役の男性は、理性あるステキなパパ像・男性像を娘役の女性に見せたいのかな、と思います。いい年の男女が体を洗いごっこするので、性的関心はあると思います。しかし、その「一線を越えない」という点は、そういうカッコいい像を見せることができます。
マサヤさんのように男性として“衰えてきた”方にとっては、衰えてきた部分を補うかのように良い一層、カッコいい姿を見せようとするかもしれません。
また“娘”役の女性にとっても男性の中に「理想の父親像」を見出しやすくなるので、女性も安心?して交際しやすいかもしれません。
“娘役”の女性の心理?
これは仮に葉菜が“娘”になったとして・・・考えてみましたww
まず、メリットです。
お金がもらえて、相談にも乗ってもらえて、食事もおごってくれて・・・完全に甘えられる存在である“パパ”は良いですよね!ww
わがままを聞いてくれそうだし。
ただ、“パパ”もニーズがあるので、そのニーズにこたえ続けるために演じ続ける苦しさはあるかもしれません。そこはお金もらっているので、がんばるしかないでしょうか。
ただ怖いこと・・・それは
“パパ”から自立したくなったとき
男性側がどう反応を示すか、です。
人って、今まで満たされていなかった感情が満たされると、満足して(車でいうとガソリン満タンになって)、どこかへ旅立ちたくなると思うんですね。
「楽しい思い出をありがとう!」
と紳士的に?終わってくれたらいいですが、自立を拒む男性も居ないとも言えません。
実生活でも子どもの自立を阻む親がいるわけですから、この関係でもないとは言えません。
「今まで、こんなにしてきたのに!」と激高されたりしないでしょうか。
逆の場合も考えられます。
“娘”の依存に耐え切れなくなる“パパ”だっているかもしれません。
甘え続けたいと願う女性は、どういう手段でパパを苦しめるかわからないです。
そういう意味で、仮に疑似“父娘”交際を行うのであれば、ある程度分別がつく人や健康的な心の持ち主同士でないと、あとが怖い・・・と思いました。
変な結論ですがww
プラトニック援助交際??
一昔前に、援助交際がはやりました。
女性(20歳未満の未成年が多かった)が大人の男性と性交渉をし、その対価としてお金をもらう行為です。
葉菜はやったことはないですが、やったことがある友人がいて話を聞いたことがあります。
実際は性交渉するだけでなく、食事をしたり悩み相談をしたりという、この記事の“父娘”関係っぽい関わりも結構あったようです。
もちろんカップルの数だけ形態はあるかと思いますが。
まとまりなく、思ったことを書いてみました。
疑似“父娘”交際、良いかどうかはよくわかりませんが
この交際をきっかけに犯罪が起きないことだけは
切に願います!
今日も、ありがとうございました!
葉菜♪
明日で入職3か月を迎える新社会人の皆さんへ伝えたいこと
みなさん、こんにちは!
葉菜です。いつもありがとうございます。
明日で7月1日。今年新社会人の方にとっては、入職して丸3か月経ったことになります。
この3か月は皆さんにとって、いかがだったでしょうか??
今日はそんな皆さんに、勝手に心理士としてメッセージを送りたいと思います♪
最初の数年は
「社会人としての基礎体力トレーニング期間」
私の入職時を久しぶりに振り返ってみました。
正直、“なにがなんだかわからない”というのが本音でした。とにかく毎日ちゃんと出勤して、仕事をこなし(?)、帰宅する。一つ一つの仕事について深く考える余裕なんてもちろんなかったし、自分の限界もよくわからなかったです。
なので、仕事を引き受けすぎて先輩に注意されたこともありましたww
今考えてみると、社会人なりたての数年は
「社会人としてのビジネスマナーを養う」
「専門職としてのスキルを磨く」
この2つを一気に、そして同時に叩き込まれる時だったので、大変だったなぁと思います。
難しかったり、辛かったり、苦しかったり・・・そんな「心の筋肉痛」がたくさんあったように思います。
「心の筋肉痛」は成長痛?それとも心の叫び??
トレーニングをすれば筋肉痛は当然発生し、その結果筋肉がついていきます。
社会人としてのトレーニングも全く同じで、心の筋肉痛があなた自身の成長になります。
成長には多少の“成長痛”が伴うと思います。
ただ筋肉痛が行き過ぎて、肉離れならぬ“心がバラバラ”になってしまうようでは問題です。
そこの見極めはとても大切だと思います。
見極めポイントは
「日常生活がある程度送れているかどうか」
生きていれば落ち込むこともあるし、イライラすることもあります。数日寝込んだり、食事がのどを通らないこともあるでしょう。一時的であれば、それはストレスに対する自然な反応です。
でも日常生活に支障が出始めるくらい症状が長続きする要であれば、それは心の叫びです。
そういう時は、相談してください。
もう、これしか言えないのが現状です。周囲の、誰でもいいので、辛さを伝えてほしい、相談してほしいと思います。職場や友人にいない場合は、お住まいの地区町村に相談窓口が必ずあるので、そこを利用するでも構いません。
一人で考えると、なんでも煮詰まります。煮詰めたカレーのように、思考もドロドロしてきます。そういう場合は水を加え(外部に相談)、元の濃さのカレーに戻してあげる、そんなイメージでしょうか。
人生はフルマラソン
私はたまに走ります。以下のお話は、走ったことがある方はわかることと思います。
10㎞とかの短距離なら、一気に走れます。
でも42.195㎞となると、ペース配分、ストレッチするポイント、給水・栄養補給のタイミングなど、前もって考えておかないと、絶対に走り切れません。
そしてまず言えること。10㎞走るような勢いで最初走ってしまうと、後半絶対にバテます。というか私みたいな「たまに走る」タイプの人間は、後半足が痙攣して走れなくなってしまうのですね。
逆にいえば、しっかりペースを考えて走れば、最後まで走ることが出来ます。
社会人の一年目は、早く走りすぎて後半バテてしまったり、転んでしまったりして、いろいろなことがあると思います。
でもどうか焦らず、自分のペースを見つけて進んでほしいと思います。
まさにウサギと亀。
亀は歩みはゆっくりでも、歩き続けることで足の速いウサギに勝ちました。
世の中、いかに周囲に惑わされずに自分のペースで、こつこつ続けられるかが勝負だと感じます。
一緒にがんばりましょう♪
今日もありがとうございました。
葉菜
炎上しない謝罪は「初動が9割」!?ーゲス不倫や都知事辞任から学ぶ最高にスマートな謝罪の仕方とは?!ー
こんばんは!葉菜です。
今日は、臨床心理士葉菜が勝手に考える
「炎上しない最高の謝罪方法」について
書いてみようと思いますww
2016年上半期はたくさんの「謝罪会見」を目にしました。
謝罪で大炎上してしまったのは、ベッキーさんとゲスの極み乙女の川谷絵音さんでしょうか。
逆にそこまで騒がれなかったのは、米米クラブのカルースモーキー石井さんや、ファンキー加藤さんのw不倫謝罪会見でしょうか。
同じ謝罪なのに、なぜこうも違いがでるのか?
そして、炎上しないスマートな謝罪方法とは何なのか?
考えてみたいと思います。
あくまでの個人的な見解ですので、それを踏まえお読みいただけたら嬉しいです♪
炎上しない謝罪の仕方①とにかく平謝り
実際の行動より報道の内容の方が過激だったりすると、思わず釈明したくなるのが人間だと思います。
しかし!釈明は後!
とにかくとにかく、最初は平謝り。
これに尽きると思います。
なぜ、それがいいか。
それは人はものすごく反省している人・落ち込んでいる人を見ると戦意喪失しやすいからです。
人間って不思議なもので、ものすごく落ち込んでいる人を前にすると、相手が少しかわいそうに見えてきたりするものなんですね。
またいくら喧嘩を吹っかけても相手が答えてくれなかったら、どうしようもないから、諦める。
相手にそんな心境になってもらうことを狙うわけです。
逆にこの段階で少しでも釈明(言い訳)をしてしまうと、相手の戦意に火がついて相手の態度が硬化します。
結果、鋭い質問が矢継ぎ早に来て、自分自身が苦しくなります。
舛添前都知事は、まさにこれが起きてしまったと言えるでしょう。
政治資金規正法には触れていない!と言ってしまったため、辞職に追い込まれてしまいました。
個人的には、もうちょっとうまく謝罪していれば、辞めなくても済んだのではないかと思っています。
なので、相手があきれるくらい?最初はとにかく平謝りが良いと思います。
個人的には、最初の平謝りが謝罪のカギを握っていると思っています。
炎上しない謝罪の仕方②釈明は、相手に聞かれてから。
いろいろ弁解したいところもあるでしょう。
でもそれは
相手の人から「どういうことがあったのですか?」と
詳しく聞く態度が出来てから
話をした方が良いと思います。
自分から、聞かれてもいないことを答えてしまうと、それはもう釈明になってしまいます。
そうすると、要は「言い訳」に聞こえてしまうので、一気に怒りを買います。
相手に質問されてから、釈明を始めましょう。
炎上しない謝罪の仕方③釈明の順番に気を付けよう!
十分に謝ったあと、相手に聞かれて初めて釈明に入れるわけですが・・・
その釈明にも順番があるように思います。
1) 自分がやった事実を、言葉を濁さずはっきり伝える。
2) 事実に対して「自分の認識の甘さ」など、自分に落ち度があったことを自認していることが相手に伝わる言葉を使って、謝罪の気持ち、そして自戒の態度を示す。
3) 今後や未来へ向けての、自分の態度や考えを述べる。これは周囲に対して「自分を見張っていてほしい」というメッセージにもなり、それだけの覚悟があるという意思表示にもなる。
「もうこのようなことはしない。」「妻にしっかり謝罪して、一からやりなおしたい。」等。
特に2)はポイントだと思います。
人は、「やらかしてしまった自分をどう客観的に捉えているのか」
「今回、何が非難されているのか、しっかり理解しているのか」
などを見たいわけです。
ここが抜けてしまうと、「まだ反省していない」だの「分かっていない」など言われてしまうわけです。
ベッキーさんの謝罪があれだけ叩かれてしまったのは
① まず平謝りが十分ではなかった。
② 謝りもほどほどに、聞かれてもいない釈明に入ってしまった。
③ その釈明も事実とは異なった。「彼とは友達」と言ってしまった。
それがいけなかったと思います。
逆に、カールスモーキー石井さんやファンキー加藤さんは
① まずしっかり謝る。
② 自分の認識が甘かった…等、自戒を自認するコメント。
③ 今後の自分の態度
このステップをしっかり踏んだので、内容の割にはそこまで炎上せずに済んだのではないでしょうか。
みなさん、いかがだったでしょうか?
でも、最後に・・・
一番は、謝罪をしなくてはいけないようなことをしない!
これに尽きますよね!ww
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
では、また来週♪
葉菜
がんについて、あれこれ書いてみましたー小林麻央さんの乳がん発表を受けてー
こんにちは!葉菜です。
先週の海老蔵さんによる、奥さま麻央さんの病状説明は衝撃的でした。しかも進行がん…。
1年8か月経過でまだ手術できずに抗がん剤治療…。あまりの内容に落ち込んだことを思い出します。
なので今日は、小林麻央さんの乳がん発表を受けて、若年性の乳がんやその他がんについて、真面目に、使える情報?を書いてみようと思っています。私は一応緩和ケア科にも所属しているので、がんに関することでわかる範囲のことを書いていきます。
こんな記事が出ていました。3/100人と考えると確率は少ないと言えます。
でも記事にも書かれているとおり、ホルモン療法や分子標的薬が効きづらいトリプルネガティブや若さゆえに進行が非常に速いため、日ごろから気に掛ける必要があるかもしれません。
これは想像ですが、海老蔵さんご夫婦は定期的に人間ドックをされていたのではないかと。それなのに前はなかったものが、突然見つかった!みたいな。
若い方のがんは本当に本当に進行が速いので、まめにチェックが必要だと思います。
自分でチェック!触診を習慣づけよう。
乳がんは自分で発見できる唯一のがんと言われています。
お風呂に入っている時、胸を丁寧に触診し、違和感がないか確認しておくことはとても大切だと思います。
余談ですが葉菜の勤める病院には、何故か女子トイレに乳がんの触診の方法が描いてあるポスターが張ってありますww
下にリンクを張っておきますね!
検診も受けよう!
検診を受けことがない方!ぜひ受けましょう。葉菜も受けました。検査は痛い!と聞いていてかなりビクビクしていましたが、私はあまり痛くありませんでした。検査技師さんがとても丁寧に、かつしっかり行ってくれたのであっという間でしたし、“また受けよう”と思いました。
もし「乳がん」になってしまったら…
ここからは葉菜の個人的な意見になることを、ご了承願います。
まず乳がんは治癒率の高いがんなので、主治医としっかり相談しながら早期に治療を始めることが良いと思います。その他、使える専門家をご紹介します。
以下の情報はがん全般に言えることです。
① 社会福祉士
がん治療が始まると、お仕事をお休みしなくてはならない方もいると思います。各種保険や傷病手当、その他行政で使えるサービスに関しては、院内にいる社会福祉士(MSW)の専門分野になります。
社会福祉士はおそらく、どの病院にも絶対一人はいるはずなので、積極的に活用してほしいです。
② 精神腫瘍科or緩和ケア科
気持ち的な不安感や眠れないといった心理的な症状は、精神腫瘍科または緩和ケア科の担当になります。必要に応じて、気分を落ち着かせるお薬や睡眠導入剤を処方してくれます。
個人的には、投薬だけでなく“しっかり話を聞いてくれる”ところが良いと思います。残念ですが未だに、患者さんが不安感を訴えると抗不安薬を処方して終わり…なんてところもあります。でも、そういうことじゃないですよね!?って葉菜は思っています。
話を聞くのは、臨床心理士の領域でもあるので、もしよかったら使ってください。
※緩和ケアのイメージ
緩和ケア科=ターミナル(終末期)というイメージを持っている方、とても多いと思います。
しかし実際は違います。
もちろんターミナルの方に介入し、医療用麻薬(オピオイド)を使って患者さんのがんの痛み(がん性疼痛)を取ることもします。
しかし緩和ケア科は「全ての痛みの緩和」を目指す科になります。
したがって、がん早期でも経済的な苦しみ、精神的な苦しいなどが生じたらぜひ活用してほしい科になります。
③ 食事療法
これも現場で勤務していての個人的見解であることをご理解ください。
たまに極端な食事療法をされている方がいらっしゃいます。肉や魚のたんぱく質をほとんど取らなないとか、有機野菜の自家製ジュースをひたすら飲むとか…。
私が勤める現場の先生や看護師さんと話の中では、極端な食事制限は逆効果、という結論に至っています。
バランスよく食べるのが、一番ではないかと思います。
④ 自助グループもあります。
これはもちろん任意ですが、各地域で必ずがんの自助グループがあります。がん経験者の方ばかりなので、先輩だからこその知恵やグループ自体に元気をもらう方も多いようです。
がんの方にお話を聞くと“健康な方との間に差を感じてしまい、気持ちを素直に話すのが難しくなる”という方がいらっしゃいます。
こういうところを利用するのも一つかもしれません。
ちなみに、若年性がんのグループもあります(35歳未満)。
いろいろ、思いついたことを書いてみました。
がんは、私の領域の一つでもあるので、今後もまた機会があった時に書いていきます。
長くなってしまいましたが(いつも?)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
葉菜