読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

臨床心理士hanaのひとり妄想diary☆

総合病院勤務です。世の中の出来事を、いち臨床心理士の視点からいろいろ妄想しつつ、考えてみたいと思っています。

割とよく「死にたい」と言う人の心理を考えてみる。

こんばんは!葉菜です。
今日は日々の出来事の中から一つを取り上げて、勝手にあれこれ妄想していきたいと思います。


今日のテーマは
すぐに「死にたい」と言う人
について。

 

周りにいませんか?
「死にたい」という表現をよく使う人。
決して本気で死にたいわけではなく

なんとなく言葉が出てくる感じの「死にたい」です。

個人的には絶対に使わない表現なので、使う人がどういう人なのか?と考えたりしていました。

職業柄、他者の「死にたい」発言には敏感に反応してしまうので、気軽に死にたいを使う人に最初は戸惑い、正直イラッとしたこともありましたww
“割と死にたいかも・・・”という謎の表現をする人がいて、もう意味が解らなかったです、当時ww

 

でもちょっとずつ見えてきた?部分があるので、今日は「死にたい」という人の心理について書いてみます。

 


①注目を引きたい??
「死にたい」の「死」って、冷静に考えると究極的なことですよね。
なぜそんな究極的な言葉を使うのか?

 

私は“周囲の注目を引きたい?”とか
“結構な甘えんぼさん?”
と感じています。

やっぱり、びっくりするじゃないですか!
「死にたい」って言われたら。


で、最初は真剣に相手の話を聞こうとする。

 

でもよくよく聞いていると大したことじゃなくて、なーんだってなる。
何度も死にたいと聞いていると
「大げさだな・・・」とか、ちょっと思っちゃったりするわけで。


でも逆にそこまでしてもこっちを見てほしい!というサインなのかな?と思うと微笑ましくもあります。

人に見ていて欲しい!という欲求は誰もが持つ当たり前の感情ですし、その欲求をストレート(?)に出すのは、むしろ健康的とも言えるかもしれません。

 


②実はいろいろな感情や考えがうごめいている・・・

その感情の総称が「死にたい」?

カウンセリングでも、すぐに死にたいと言う人、います。
正直何度も言われると、「また言っているし・・・」とちょっと思うこともあります。

心理士としては
患者さんが何度も言うことにも意味がある
と考えるので、しっかり考えていくのです!が・・・

やっぱり人間なので・・・。すいません。

 

話を戻して・・・
その「死にたい」という言葉の前後の出来事とかいろいろ聞いていると
その死にたいという言葉の中には、たくさんの思いや感情が含まれている感じがしています。

 

かったるい
とても疲れた
人間関係が辛い
生きている意味を感じない
夢や希望がない

頑張っているのに誰も認めてくれない
面倒くさい                等々・・・

 

一つ一つの気持ちや考えを言うのも疲れるし面倒くさいし
または自分の思いをうまく説明するぴったりな言葉が見つからなかったり・・・
またはそこまで深刻に思ってないけどなんとなく~程度だったり

そんな複雑な思いを妙に言い当てるのが「死にたい」なのかな?
と、最近思ったりしています。

 

中高生がよく「別に・・・」という言葉をよく使いますが、似た類の表現かな、と。

 


本当に死を考えている人も、「死にたい」という表現を使います。


言葉に惑わされず、この言葉にのせた本当の意味や気持ちをしっかり詠める心理士になりたいものです。

 

今日もありがとうございました。

葉菜