AIはカウンセラーになれるのか?
こんにちは!葉菜です。
最近、話題のAI女子高生りんなとLINEでお友達になってみましたww
会話が成り立っているような、成り立っていないような…
でもすぐにレスは帰ってくるし、十分会話は楽しめると思います。
そんなことをしているある日、知人からこんなことを言われました。
いつかAIがカウンセラーとかやりだすんじゃない?
確かに、今まで人間しか出来なかたことをAIはディープラーニングという形で
実現しようとしています。
AI自身が、得た情報から考えて答えを出す。
本当にすごいことですよね。
ということで、今日は
AIはカウンセラーになれるのか?
について、考えてみようと思います。
カウンセリングに求められているものって
なに?
AIがカウンセラーになれるかどうか
それはある意味、カウンセリングという時間を成立させるために必要なもの(スキル?)がAIに備わっていたら、可能ということになるかと思います。
ということで、カウンセリングに求められるものを書き出してみます。
1)クライエントさんの話を共感的に聴きながら、性格傾向や物事の考え方、感情の動きや知的レベルなどを見立てる。
2)現実をどのように感じ、どのように体験しているのかを考える。
3)沈黙を恐れない。時には積極的に使う。
4)一定の時間、場所を確保する。
5)今回の主訴を解決するにあたり、何が問題かを考えて提案していく。
例えば、こんな感じでしょうかねぇ。
裏話をすると、臨床心理士はクライエントさんの話を伺いなら、こんなことを考えています。
結構色々、複雑な事を考えながらお話を伺っています。
一番大切なポイントは
心の耐性(心のタフさ?)のアセスメント
心の耐性といのは、ものすごく噛み砕くと心の強さ、タフさと言い換えられると思います。
ストレス耐性と言ってもいいかもしれません。
どらくらい耐える力があるのかを見極めることは
カウンセリングを進めていく上でも、非常に重要なんです!
なぜなら
カウンセリング自体、ストレスフルな話題を扱うから
です。
昔、臨床心理士なりたての頃、自分の職業を他人に伝えると、大抵
「話聞いてもらいたい~」
「癒された~い」
なんて言われました。
でも実際は、癒やしでもなんでもありません。
その人が直面することを避けていた問題を
扱うことも多いわけで
むしろ辛い時間だったりします。
しかし今の困っていること・症状の改善に必要だ!という同意の元
カウンセリングを進めていくわけです。
どのようにカウンセリングを進めていくかに、心の耐性がとても大切です。
正直耐性が低い(心弱め)の方は、その方が耐えられる程度の話題にとどめておいて
扱うことが耐えられないことが予想されるものは、一旦保留にします。
カウンセリングが進み、心の耐性自体が上がってきたら扱ったりします。
こんなふうに
心の問題の、どの箱を今開けるのか?
どの箱を閉めたままにしておくのか?
そういう見極めに、心の耐性をアセスメントする必要性があるわけです。
AIにカウンセラーはできるのか?
個人的には、NOだと思います。
非常に複雑な思考を必要とするからです。
相手の立場になって考えたり、心の耐性をアセスメントしたり、扱う話題について取捨選択したり・・・
でももし、これらをAIが出来るようになったら
本当にすごいですね!
でも、本当にそんな日が来たら、逆に怖いとも思います。
AIが
人間は不要だ
と判断したら・・・
まさにターミネーターの世界です…。
今後AIと人間の関係はどのようになっていくのでしょうかね?
今日も最後までありがとうございました!
朝晩がだいぶ冷えてきましたね!
風邪に気をつけてお過ごしください♫
葉菜